偲ぶ会のスケジュールを確認しておくこと

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偲ぶ会のスケジュールを確認しておくこと

偲ぶ会のスケジュールはそれぞれの家庭で異なりますので、事前に案内状などで確認しておく必要があります。
スケジュール全体の流れも大切ですが、当日のスケジュールもしっかり把握しておきたいものです。
偲ぶ会のスケジュールや進行の仕方などについて紹介していきます。

偲ぶ会のスケジュール

偲ぶ会のスケジュール

偲ぶ会を開催するときは、事前にしっかり計画をすることが大切です。
最近は偲ぶ会のプランなどを提供する葬儀会社が増えていますので、初めての方はそのような専門の機関に相談してみるのも方法の一つと言えます。
もちろん葬儀会社やホテルなどに一任することなく、自分たちだけでオリジナルの会を開催することも可能です。
その場合は会場の手配や参加者に対する案内など、一連の流れなどの理解が必要です。

偲ぶ会を行う会場手配や確認すること

偲ぶ会を開催するときは、まずは会場を決める必要があります。
当たり前のことかもしれませんが、会を開く会場がなければ誰も呼ぶことはできません。
そのため偲ぶ会を開催することを決めたら、予定の参加者の人数に応じた会場を選びましょう。
偲ぶ会を開催する会場として多いのはホテルですが、他にもセレモニーホールや貸し会場、イベント会場など様々な場所があります。
最近は偲ぶ会を開催する会場が多様化していると言われていますが、それぞれに合ったところを選定すればいいでしょう。

ただホテルなどは読経やお焼香、遺骨の持ち込みができないところもありますので、宗教儀礼を伴うような会を予定している方は、その点の考慮も必要です。
会場で読経やお焼香をする場合には、会場を手配するときは遺影のサイズはもちろん遺影に添えるお花や献花の有無さらには陰膳の有無など、主催者側の意向を伝えます。
偲ぶ会ではよく故人の思い出が収まった写真のスライドショーや、DVDなどの動画を流すことがあります。
その場合は希望する映像を流すために必要な機器が、会場に揃っているかの確認も忘れないようにしましょう。

会場に持ち込みできるものの確認

会場を選ぶときは、飲食物の用意をする必要があるのかという確認も必要です。
ホテルによっては、お酒などの持ち込みができないところもあります。
また備品の準備も必要です。
祭壇や遺影台の他に飾り用のお花や献花用のお花など、偲ぶ会を開催する際に必要な備品を事前に挙げておくと良いでしょう。
会場での手配が難しいときは、持ち込みできるかの確認も必要です。

偲ぶ会で準備すること

偲ぶ会を開催する際に事前に確認すべきことをまとめましたので、次の項目を会を始める前に確認しておきましょう。
「会場に持ち込みできるものの確認」、「備品の準備」、「焼香が可能なのかの確認」、「焼香できないときは献花の準備」、「偲ぶ会開催の案内方法の確認」、「平服や喪服かなど、服装の確認」などです。
他にもまだあるかもしれませんが、偲ぶ会を開催するにあたって必要なことをまとめておくと良いでしょう。

偲ぶ会の当日のスケジュール

当日のスケジュール

偲ぶ会の当日は、以下のような手順で進行します。

①開会の挨拶

開会の挨拶は、主催者や遺族が行うのが一般的です。
偲ぶ会を開催することになった経緯や、故人との思い出などを交えながら挨拶を行います。

②献花

献花をするときは祭壇に行うことになりますが、その際に使われるお花は白いカーネーションや菊などが一般的です。

③献杯

献花が終わると、代表者が献杯の挨拶を行います。
なお献杯の挨拶は当日に突然依頼されることもありますので、いつお願いされても良いように心の準備をしておくといいでしょう。

④食事・歓談

献杯の挨拶などが終わったら、会食や歓談を行います。
故人の思い出話などを参加者全員で語り合いながら、会食を行います。
会食では故人の思い出などをまとめたスライドショーやDVDなどで、動画を上映することもあります。
それぞれの会によって異なりますので、案内状などで確認しておきましょう。

⑤閉会の挨拶

会食が終わると、参加していただいた人に感謝の気持ちを伝えて閉会します。

偲ぶ会をホテルで行うメリットやデメリット

偲ぶ会を行う会場は様々ですが、その中でも多いのがホテルになります。
ホテルで行われる偲ぶ会のメリットとしては、やはりサービスの面が挙げられるでしょう。
ホテルは交通の便が良いところにあり、さらには駐車場も完備されています。
参加者の中には遠くから来る人もいると思いますが、その中には車で訪れる方も少なくはないでしょう。
ホテルであれば駐車場が完備されていますので、安心して行けるのではないかと思います。

また好きな料理を選択できたり、遠方から来られた方はそのまま宿泊することも可能です。
宿泊施設を探すのは大変ですが、ホテルであれば部屋が空いていると、予約をしていなくても宿泊できる可能性があります。
他にも音楽や映像などを利用するときは、その設備が整っているところが多いため特に準備する手間を省けます。
最近はバリアフリーに対応したホテルが増えていますので、車イスの方でも安心して参列できるのが大きなメリットと言えます。

一方でデメリットもあり、その代表が費用面になります。
ホテルの規模などにもよりますが、高級ホテルなどで偲ぶ会を開催すると通常よりも高い費用がかかってしまいます。
さらにホテルのスタッフは葬儀の専門家ではありませんので、他の施設と比べてサービスの質が低下する懸念もあります。
他にもお焼香ができなかったり遺骨の持ち込みができなかったりなど、様々なデメリットがありますので注意しておきましょう。
ホテルで行うときは、メリットだけでなくデメリットの検証も忘れないようにしましょう。

偲ぶ会の進行の仕方(司会の役割)

偲ぶ会は式次第に沿って進行しますが、その進行に大きな影響を与えるのが司会者です。
そのため偲ぶ会を進行してくれる司会を、誰にお願いすのかが大切になります。
一般的に偲ぶ会の司会者は、主催者や遺族の代表者が務めることが多いです。
しかし、必ず主催者や遺族の代表者でなければならないという決まりはありませんので、他に適任者がいればその方に依頼することも可能です。
偲ぶ会を開催する会場や、宗教のスタイルなどによっても大きく左右されることがありますので、司会者は慎重に決める必要があるでしょう。

会を開く時期などによっても変わりますが、故人が亡くなった後の2週間~1ヶ月後など、比較的早い時期に執り行うときは、遺族側の気持ちがまだ落ち着いていないと思われます。
そのようなときは、遺族以外の方にお願いするのも良い方法ではないでしょうか。
偲ぶ会を葬儀会社に依頼するときは、葬儀会社のスタッフが司会進行をしてくれますので、そちらに一任するのもいいでしょう。
葬儀会社のスタッフであれば経験豊富ですので、遺族側の意向に沿った進行を期待できます。
偲ぶ会では、会の流れにメリハリをつけることが大事になり、その意味でも司会進行という役割はとても重要なものと言えます。
司会者については、必ず遺族や主催者代表が行わなくてはいけない、という決まりなどはありません。
会がスムーズに進むことが大切ですので、その点をしっかり考慮して決めるようにしましょう。

偲ぶ会を開催するときは、全体のスケジュールや当日のスケジュールをしっかり決めておきましょう。
また偲ぶ会では、式次第の進行をしてくれる司会者の存在も大切です。
主催者や遺族の他に適任者がいれば、早めにお願いしておくといいでしょう。

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