遺品整理をすると運気がアップする!?

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遺品整理をすると運気がアップする!?

遺品整理を行う際には様々な遺品が出てきますが、遺品と似た言葉として遺物というものがあります。
また遺品整理をすると運気がアップするという話もありますが、本当なのでしょうか?
遺物と遺品の違いや運気アップについて、そして遺品売却にかかる税金についてを紹介します。

遺物(いぶつ)と遺品(いひん)の違い

遺物(いぶつ)と遺品(いひん)の違い

遺品と似ている言葉の中に遺物がありますが、それぞれどのような意味があるのでしょうか?

遺物

遺物というのは、私たち人間がこれまで生活して残した痕跡の中で、持ち運びが可能な動産のことを言います。
遺物は大きく、「人工遺物」と「自然遺物」に分けることができます。
人工遺物は遺跡に持ち込まれた遺物の中で、人間が意図的に加工したことが分かるものです。
そして人間の活動や行動に関係していることは分かりますが、対象物に人工の跡が確認できないものが自然遺物になります。
人工遺物は対象物の材質によって、土器や石器、金属器や骨角器、木器などに分類されます。
また機能によっては、農具や工具、容器などに分類されることもあります。
考古学の世界では、人工遺物の分析が研究の中心になっていましたが、近年では自然遺物からの復元も行われるようになっています。

遺品

遺品というのは、生存中に故人が所有していたもので、亡くなった後に残されたもののことを言います。
遺品の中には遺族や親族にとって思い出深いもの、すなわち形見としてのものもありますので、遺品整理をする際にはそれらを見極めながら行うことになります。
遺品そのものは、数ある遺産の中で動産にあたる部分のことを言い、具体的には故人の手紙や住所録、日記や通帳などが該当します。

遺品整理をすると運気がアップする?

遺品整理をすると運気がアップする?

遺品整理をすると運気がアップすると言われていますが、実際に運気がアップしたという人もいることから、試してみる価値は十分にあるでしょう。
遺品整理など部屋の片付けが開運に結びつく理由としては、様々な考え方があるのです。
たくさんの人が思い描いている開運のイメージが、「運の良さそうな人の部屋はスッキリしている」、「運の良い人は不要なものが少ない」、「スッキリとしたキレイな部屋が多い」などが挙げられます。
また「開運したい」、「少しでも運気の流れを変えたい」という方は、まずは部屋の片付けや掃除を行うことが良いと言われています。
片付けをしてキレイな状態になった部屋は、これまで溜まった疲れをリセットしてやる気を引き出してくれる、そんな健康的な状態になるでしょう。

部屋をキレイにすることで、「健康=開運」という図式を構築できるようになる、とも言えます。
いつまでも健康であり続けることが、開運に結びついていくとも考えられるでしょう。
部屋をキレイに片付ける際には、時間の節約や頭の整理、気分転換にも繋がります。
仕事や家事で忙しいと頭の中がパニックになり、それが部屋にも現れてきます。
ものが散乱してグチャグチャした部屋になると、何かものを探すのにも時間がかかり、結局は時間の無駄にも繋がります。
これではどんなに開運をしたくても、その波が訪れる可能性は低くなるでしょう。
遺品整理もこれと同じで、部屋を整理してキレイにすれば自然と心が落ち着き、徐々に運気が上昇しやすくなるのです。

遺品整理で開運する手順

遺品整理で開運する手順についてを紹介します。

①不用品の整理

まずは不要品の整理から始めましょう。
ものが散乱しているような乱雑な部屋は、必要なものと不要なものとが混在している状態と言えます。
開運のために最初にするべきことは、乱雑した部屋の中から不要品を捨て、必要なものだけを残すことです。
不要品の量にもよりますが、量が少なければゴミ袋などに入れていき、必要なものは元の場所に戻します。
不要品の量が多いときには、ゴミ処理の専門業者などに依頼するといいでしょう。
遺品整理を行う方は、遺品整理専門の業者に片付けを依頼するのも方法の一つです。
遺品整理専門業者の中には、遺品整理と並行して不要品の処理も行っているところがあるからです。
様々な方法がありますので、それぞれに合ったものを選びましょう。
このように不要なものを片付けることが大切であり、さらにいつでも必要なものを取り出せるように整理することが、結局は開運に繋がっていくことになるのです。
これまでなかなか開運できなかった人の中には、「不要品を片付けられない」、「部屋と同じように頭の中も片付けられていない」という方も少なくありませんので、まずはものを片付けることから始めるといいでしょう。

②拭き掃除も念入りに

部屋の片付けが終わったら次は拭き掃除を行うことになりますが、開運するためにはこれも大切です。
部屋中に溜まったゴミや埃を雑巾などで拭き、キレイに掃除をしましょう。
その際にはイメージも重要であり、「絶対に開運するぞ」とイメージをしながら雑巾掛けを行うことをおすすめします。
開運のイメージを頭に思い描きながら床を拭いたり壁を磨いたりして、徹底的にキレイにしましょう。
開運するためには、特に水回りをキレイにすることが大切であり、他のところよりもピカピカになるまで磨きましょう。

遺品の売却にかかる税金は?

故人が残した遺産の中には、指輪やネックレスなどのように高価なアクセサリーが残っていることもあります。
その際には、高価なアクセサリー類などはリサイクルショップなどに売却して、換金するのも良いでしょう。
故人の遺品を売却するのはごく普通に行われており、法定相続人が遺品を相続した後は、その中でも高価な遺品を売却して現金に換えます。
最近は換金の方法が増えていますので、その中から自分に合ったものを選択するといいでしょう。
具体的にはリサイクルショップを始め、ネットオークションやメルカリなどのフリマアプリ、近所で開催されるバザーなど様々です。
さらに住環境が狭小であるのが問題になっている日本では、故人が残した遺品とりわけ家具や家電といった大型のものが、そのまま荷物になってしまう可能性が高いと言えるでしょう。
故人が残した遺産の売却はよく行われていますが、その際に注意しておきたいのが税金の問題です。

遺品の売却と税金

何かしらのものを売って収入を得た場合には、収入は譲渡所得の取り扱いになるのが基本です。
売却の目的や売るものの内容によっては、事業所得や雑所得の取り扱いになることもあり、これは遺品でも同様ですので注意をしておく必要があります。
ただそれら譲渡所得の全てが課税対象になるわけではなく、その中には課税対象にならない譲渡所得も存在します。
当然のことですが、売却するものが高額になればなるほど課税されることが増え、反対にそう高くないものは課税されません。
例えば骨とう品や美術品などは、1個や1組の売却額30万円以下であれば課税されない譲渡所得になり、30万円を超えると課税される譲渡所得になります。
課税対象に該当するのか分からないときは、税務署や税理士などに相談するといいでしょう。
税務署や税理士は税金の専門家ですので、それぞれの状況を詳しく説明してくれると思います。

この記事のまとめ

遺品とよく似た言葉の中に遺物がありますが、両者はそれぞれ違う意味があります。
遺品整理をすると運気がアップするという話もありますが、実際に開運されたという人もいますので試してみるのもいいと思います。
遺品の売却には税金がかかることもありますので、売る予定のある方は注意しておきましょう。

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