遺品整理で出てきた指輪やネックレスなどの処分方法

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遺品整理で出てきた指輪やネックレスなどの処分方法

遺品整理では様々なものを整理しますが、指輪やネックレスなどのアクセサリー類の高価なものはどうすればいいのでしょうか?
また故人の遺品を売るのは特に問題ないのか気になるところでしょう。
遺品整理を行う際には、様々なポイントを押さえながら実施するようにしましょう。

遺品整理で出てきた指輪やネックレスなどのアクセサリーはどうする?

アクセサリーはどうする?

故人が生前に保有していた遺品の種類や量などにもよりますが、その中には指輪やネックレスなどの高価なアクセサリーもあるかもしれません。
そのような高価なアクセサリーなどが出てきたときには、以下のステップで進めていけばいいと思います。

①遺品の品物について知る

まずは故人が残してくれた遺品について、知ることから始めましょう。
遺品として出てきたものが、どのようなものなのかを把握しましょう。
例えば故人から相続した指輪やネックレスなどのアクセサリー類が金なのか、それともただのメッキかです。
さらに指輪やネックレスに付属している石が本物なのか、または本当に価値があるものなのかを見極めましょう。
故人が残した遺産というのは自分自身で購入したものではありませんので、よく分からないというケースも少なくありません。
そのようなこともあり、遺品整理の段階で処分する遺族もいます。

指輪やネックレスのアクセサリー類の価値がよく分からないからと言って、すべてのものを業者に依頼してしまうのです。
その際に処分する業者が優良店であれば問題ありませんが、悪質な業者になると価値があるものも低く見積もられる可能性があります。
そういう自体を回避するためにも、まずはそのアクセサリー類がどのようなものなのかを知ることが大切です。
指輪やネックレスなどのアクセサリー類には、目に見える価値と見えない価値があります。
目に見える価値というのはその言葉の通り、手元にある指輪やネックレスがどのような金属で作られていて、さらにどのような石が付属しているのか、また市場ではどの程度の価値で売られているのかという指標になります。

一方で目に見えない価値というのは、故人の想いの部分になります。
遺族がいつくらいのときに、どのようなシチュエーションの元で対象のアクセサリー類を購入したのかなどです。
目に見える価値に目に見えない価値をプラスすることで、アクセサリー類の価値がより分かりやすくなります。
少し時間や手間がかかるかもしれませんが、これからの長い時間を考えると、とても大切なステップでもありますので手を抜くことなく行うようにしましょう。
目に見えない価値を把握するのは、非常に重要なことでもあるのです。

②どのような方法があるのかその種類を知る

遺品の品物の価値が分かったら、次はどのような方法があるのかを把握します。
方法としてはいくつかありますが、代表としては次の3つになります。
それが「遺族に合うような形に変える」、「そのまま保有しておく」、「リサイクルショップなどに買取ってもらう」です。
「遺族に合うような形に変える」のは譲り受けた遺族に合うように、リフォームしたり修理をして元の形を変えて使用する方法です。

「そのまま保有しておく」は、そのまま持ち続ける方法です。
安易に形を変えてしまうと、目に見える価値や見えない価値が減ってしまい、最終的な価値が下がってしまう可能性がありますので注意しておきましょう。
「リサイクルショップなどに買取ってもらう」は、近隣にあるリサイクルショップなどで指輪やネックレスなどを買取ってもらう方法です。
価値があれば、高く評価をしてもらえるかもしれません。

③冷静に考えて行動する

最後のステップは、冷静に考えて行動することです。
遺品がどのようなもので、どのような整理方法が適切であるかが分かったら、その方法を元に計画を立ててみましょう。
ノートやメモ帳など何でも構いませんので、指輪やネックレスの処分方法を詳しく書いてみましょう。
後は、その計画を元にして行動すれば大丈夫です。

遺品を売るのは悪い?

遺品を売るのは悪い?

遺品整理によって出てきたものを処分するため、リサイクルショップなどに売る方もいると思います。
人によってはあまり良い顔をしませんが、遺品を売ること自体はまったく悪いことではありません。
何故なら、世の人のためになるからです。

社会貢献できる

故人の遺品を売却すればそれを再利用するなど、結果として社会貢献にも繋がる可能性があります。
遺品そのものは、故人と一緒に生活をしてきたものであり、そのようなものは故人が亡くなった時点で、その役目を一旦終了することになります。
役目を終えたもののは処分をするか、新しい人の下で再利用されるかのどちらかです。
故人の遺品がまだ使用できたり、価値があるものであれば、処分よりも再利用した方が他の人のためになるでしょう。

つまりは社会貢献ができるのです。
遺品が指輪やネックレスであれば、それを売ることでアクセサリー類が欲しかった人たちの手に渡り、再利用されます。
故人の趣味がレコードであれば、それ売却することでレコードを趣味とする人たちから喜ばれるでしょう。
個人の遺品を売却することができれば、それを必要とする第三者の方々に行き渡るなど、社会貢献が可能となるのです。

遺族のためになる

遺品を売却することは、遺族のためにもなります。
遺品を売ることができれば、遺品を処分する費用を節約でき、さらに整理する遺品の総量が減少しますので、その分遺品整理自体が楽になるでしょう。
また遺品が多いと保管場所の確保にも困りますが、売却すれば遺品自体を確保する必要がなくなりまので、その分部屋を広く使うことができます。
遺品を大事にする気持ちも分かりますが、大切にするあまり保管場所の確保に悩むことになっては、先に進めなくなるでしょう。
ものというのは使用してこそ価値がありますので、処分に迷った場合は思い切って売却するのも選択肢の一つではないかと思います。

遺品整理。アルバムの処分

故人の遺品としては、アルバムを挙げることができます。
アルバムには様々な思い出が含まれていますので、その処分に迷うこともあるかと思います。
特に思い入れがなければそのまま処分しても構いませんが、故人はもちろん遺族や親族にとって大切なものの一つであることには間違いありません。
またリサイクルショップなどに売却しても、そう高く売れるとは限りません。
アルバムに写っているものが貴重なものであれば高く売れるかもしれませんが、それ以外は売れる可能性はありません。

そのまま処分をするか、保存するかのどちらかになります。
アルバムの量にもよりますが、アルバムそのものが大事なものであれば、そのまま保存しておくことをおすすめします。
アルバムの量が多くて保存が難しいときは処分することになりますが、その際には遺品整理の専門業者などに相談してみるのもいいと思います。
業者の中には、不要な遺品の処分もしてくれるところがあり、その場合はプランの中に最初から組み込まれているケースが多く見られます。

この記事のまとめ

遺品整理で出てきた指輪やネックレスなどのアクセサリー類は、処分の方法に迷うことがあると思います。
それらは売却するというのも処分方法として良い方法と言え、遺品を売ることは特に悪いことでもありません。
遺品にはアルバムもありますが、その処分に迷ったときには、遺品整理の専門業者に相談してみるといいでしょう。

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