お別れの会の流れや日程調整、案内状について

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お別れの会の流れや日程調整、案内状について

お別れの会を行う場合は、日程や案内状など主催者側は様々なことを決める必要が生じます。
初めての方は迷うことも多いかと思いますので、事前に大まかな流れなどを把握しておくと良いでしょう。
お別れの会の流れなどを紹介していきます。

お別れの会の流れ

お別れの会の流れ

お別れの会は、規模によって会の流れなどが変わってきます。
元々は故人と関係の深い方を招待して故人を偲ぶ会ですので、お別れの会自体に特に決まりはありません。
そのため、それぞれ自由なスタイルで行われることがほとんどです。
会の規模やプランなどによって当日の準備や流れが異なりますので、その内容をしっかりと把握した上でお別れの会のプランを決めることが大切です。
お別れの会には小規模なものと大規模なものがありますので、それぞれのスタイルに合った流れを紹介します。

小規模プランのお別れの会の流れ

小規模のお別れの会は、会の形式にはとらわれずに行うことが多いです。
近くのレストランや料理店などに故人の友人や知人などを招待し、催されるお別れの会も少なくありません。
葬儀が終わった後、2週間~2ヶ月程度を経過してから行うのが一般的とされています。
会場に全員が集まると開式になり、喪主や主催者が開式の辞を述べますが、挨拶の後どのような内容でお別れの会を開催するのかを説明します。
事前にお別れの会の趣旨や内容についての説明がありますので、気兼ねなく参加できるのではないかと思います。
主催者側の挨拶が終わると、その後は動画やスライドショーなど様々な企画を演出して、故人の思い出などを振り返ります。

それぞれのプランによって演出のタイミングは異なりますが、故人の略歴などを紹介する前後で黙祷をすることがあります。
スライドショーなどが始まるときに黙祷をした後、主催者側の代表者の献杯で会食がスタートします。
故人が生前に好きだった、食べ物や飲み物などを用意するケースが多いです。
そして食事が済むと主催者側が閉式の辞を述べますが、参列者に対する感謝の気持ちや故人への想いなどを伝えます。
また同時に写真撮影などを行うこともあり、すべての行事が終わると解散になります。
小規模プランでは、開式から閉式までの内容はある程度決まっていますが、実際の流れはそれぞれのプランによって異なります。
そのため打ち合わせなどで、しっかりと計画を立てておくことが大切です。

大規模プランのお別れの会の流れ

大規模プランのお別れの会というと、企業の社長や会長などが亡くなった際に開催されることが多いです。
そのため、非常にたくさんの人が参列することがあります。
企業の社長や会長などが亡くなったときは、家族や親戚など親族だけで行う密葬が終わった後に、大規模なお別れの会が開催されることがあります。
関係する従業員や故人の知人、友人など非常に多くの人の参加が予想されますので、事前の準備をしっかり行う必要があります。

大規模プランのお別れの会では、故人と親しい人や上役職などを招集しお別れの会の実行委員会を設け、その中から委員長を選定して具体的な内容を決めていきます。
当日は、香典や供物などを取り扱う受付などを準備することもあります。
お別れの会が始まる15~30分前に受付を行い、献花なども始まり、参会する方は立礼者の前を通り順番に献花を行っていきます。
そして代表者の献杯の挨拶が後わると、懇談や会食などが始まります。
小規模プランのお別れの会と同じように、頃合いを見て主催者は閉式の辞を述べて解散することになります。
大規模プランの場合には、参列者をお見送りする際に返礼品などを渡し、感謝の気持ちを述べましょう。
小規模プランと大規模プランのそれぞれに特徴がありますが、お別れの会自体に特別な決まりなどはありませんので、その場に応じて決めるといいでしょう。
いずれにしても参列者に失礼にならないように、スムーズな進行を心掛けましょう。

お別れの会の日程はどう決めたらいい?

お別れの会の日程はどう決めたらいい?

お別れの会を開催する場合に、その日程をどう決めればいいのか迷う人もいるでしょう。
当日スムーズに進行するためにも余裕を持って行うことが大切で、そのためには早めに取り組む必要があります。
お別れの会については、日程に関するルールは特に決められていません。
何故ならお通夜式やお葬式のような、形式的な会の中で故人を追悼するものではないからです。
お通夜式やお葬式とは異なり、お別れの会というのはもっと自由な儀式ということができます。
さらにお通夜式やお葬式に参列できなかった人を中心に、故人を追悼するために開催するものですので、会に参列者が安心して出席できるよう、余裕を持って計画することが大切です。

またお別れの会自体は宗教的なものでもありませんので、時期なども関係なくすぐに開催する必要もありません。
それぞれの会によって開催する時期は異なりますが、実際にお別れの会を開催するときは、最低でも1ヶ月程度は余裕をもって計画することをおすすめします。
早めに計画することで、準備する時間はもちろん主催者側の気持ちや精神面などに余裕を持てるのではないかと思います。

お別れの会に案内

お別れの会の日程や会場などを決めるときは、お通夜式やお葬式に参列できなかった人や、生前に故人の親しい友人や知人にお別れの会を開催する旨を連絡しておくと良いでしょう。
そうすることで参列する側の日程調整をしやすくなりますし、たくさんの方に故人を偲んでもらえる可能性があります。
ただお別れの会を企画する際は注意も必要です。

日程や会場の選定などを早めに準備しないと、様々なことに時間を追われてしまうことが多く、その分せっかく主催したお別れの会で故人を偲びたりないと感じてしまう人もいます。
人によって感じ方は異なりますが、故人を偲びたりないと感じることがないように、内容の充実を目指すと良いでしょう。
お別れの会の準備や企画などについては葬儀会社などでも行っていますので、事前にしっかり相談して決めることをおすすめします。

お別れの会の案内状

お別れの会を主催するときは、参列する人に案内状を送ることになります。
その場合には、いくつか気をつける点がありますので、案内状を作成する際は確認しておきましょう。
注意すべき点に案内状の内容があり、送る側になる喪主や発起人、法人などによって内容が変わってきます。
喪主は親族を代表してお葬式を執り行う人、発起人はお別れの会を主催する方を言います。
葬儀を執り行う喪主が、同時に発起人や法人の場合もあるでしょう。
そのようなときは、案内状の文例などを参考にして作成することをおすすめします。

またお葬式を主催した喪主と、お別れの会を主催する発起人がそれぞれ別々の人物であるときは、発起人が案内状を送付することになります。
その場合は発起人が送る案内状の文例などがありますので、それらを参考にすると良いでしょう。
案内状を作成する人が誰になるのかによって内容が異なりますので、作成する前にしっかり確認しておきましょう。

お別れの会を開催するときは、その流れを把握しておくと、当日スムーズに進みます。
またお別れの会は、日程の調整や案内状の作成にも注意する必要があるでしょう。
お別れの会については葬儀会社などでも様々なプランを紹介していますので、不明な点は葬儀社のスタッフなどに相談して納得するまで検討しましょう。

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