故人を偲ぶ茶会は可能なの?

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故人を偲ぶ茶会は可能なの?

偲ぶ会では様々な催しが開催されていますが、その一つに茶会が存在します。
他にも会食が開催されることがあり、そこでは着席や立食など会によっても様々です。
これから偲ぶ会の開催を予定している方は、検討してみてはいかがでしょうか。

故人を偲ぶ茶会?

故人を偲ぶ茶会?

偲ぶ会では様々な催しが開催されていて、お茶会と一緒に偲ぶ会を催す遺族もいるようです。
偲ぶ会は家族や親族、または故人の友人や知人など少人数で開催することが多いため、そのときにお茶会を開くのも楽しいと思います。
生前に故人がお茶好きだったのであれば、そのお茶を全員に振る舞うと喜ばれることでしょう。
偲ぶ会の形式は様々になり、特に決まったものはありませんので、一緒にお茶会を兼ねるのもいいかもしれません。

偲ぶ会の代理出席?

お葬式やお通夜式では代理出席する人もいますが、偲ぶ会でも代理出席は可能です。
その場合は返信ハガキに、その旨を記入する必要があります。
代理出席を行うときは、返信ハガキと一緒にメールや電話などで先に連絡しておくと、主催者側も安心できるのではないかと思います。
いずれしても偲ぶ会に代理で出席するときは、早めに連絡することが大切です。

偲ぶ会は着席?立食?どちらがいいの?

偲ぶ会では、すべての儀式が終わった後に会食を行うところもあります。
会食には着席と立食タイプがありますが、それぞれに特徴がありますので関係者と協議して決めることをおすすめします。
参列する人数が多い場合は立食形式のほうが最適ですが、故人のことを皆でゆっくり語らいたいという人が多ければ、着席形式のほうがいいかもしれません。
それぞれに合ったスタイルを選びましょう。
また偲ぶ会のプランによってはどちらかに決まっていることもありますので、いくつかのプランを比較検討してみると良いでしょう。

偲ぶ会で行う余興の決まりはある?

偲ぶ会で行う余興の決まりはある?

式次第には偲ぶ会で行う催しなどが提示されていますが、お通夜式やお葬式と比べて自由度の高い偲ぶ会では、様々な余興を行うことができます。
もちろんその場に合う内容のものになりますが、特に反対する人がいなければ面白い余興も可能です。
元々特定の決まりがないのが偲ぶ会でもありますので、許される範囲内のものであればプログラムに組み込んでみるのもいいと思います。
余興で不明な点があれば、依頼する葬儀会社などに相談してみるといいでしょう。
余興は行うときは事前準備が必要ですので、余興を行う人たちに早めに依頼しておくことが大切です。

偲ぶ会と49日

偲ぶ会を開催する時期などは特に決められていないため、主催者や遺族側の意向で決められる部分が多くなります。
お葬式が終わった後、2週間から1ヶ月経過した後に行うところもあれば、49日法要や一周忌の法要を兼ねて行う遺族も少なくありません。
それぞれが都合の良いときに行うのがベストですので、偲ぶ会を開催するときは関係者でよく協議して決めるようにしましょう。
49日法要を兼ねて行う、偲ぶ会のメリットについてを紹介します。

心の準備ができる

偲ぶ会を49日法要と兼ねて行うメリットの一つが、心の準備ができることが挙げられます。
例えば49日法要の前後で会を開催する場合には、実際に会を催すまである程度の余裕がありますので、故人が亡くなった事実をしっかり受け止めることができるなど、遺族も心の準備ができるでしょう。
一般的なお葬式やお通夜式であれば、故人が亡くなってから数日程度で通夜から告別式まで一連の儀式が執り行われます。
大切な人の突然の訃報から、すぐにお通夜などの一連の儀式が始まってしまうのが、お葬式の実情でもあるのです。
お葬式や告別式などの準備のためにバタバタすることが多く、なかなか故人を偲んだり思い出したりする気持ちになれないことが多いのではないか、と思います。

また遠方地にお住まいの方や連絡がなかなか取れない人は、お葬式にすら参列できないこともあるのです。
そのような中で偲ぶ会を49日法要と兼ねて行えば時間があることから、心にも余裕ができるのではないかと思います。
時間に余裕ができますので、偲ぶ会で行われる催しの内容などを十分に検討することが可能です。
他にも案内状の作成から送付までの一連の流れの作業も、余裕を持って行うことができます。
お通夜式やお葬式とは異なり、開催する日時を事前に案内し、出席する方たちに周知できる偲ぶ会は、何よりもメリットの大きいセレモニーと言えます。

儀式的な要素を排除できる

49日法要を兼ねた偲ぶ会であれば、ある程度の時間的な余裕を取れますので、儀礼的なものでなく充実したものにできます。
時間の余裕がないと、どうしても儀礼的なものなどありきたりなものになってしまいがちです。
偲ぶ会やお別れの会というのは他の儀式と比べて、とても自由度の高いお葬式のスタイルになります。

それぞれの会によって内容は異なりますが、生前故人が好きだった動画や音楽などを流したり、思い出の作品を飾ったりなど偲ぶ会ならではの空間を演出することが可能です。
偲ぶ会の内容をより充実させることで、思い出に残るものにできるでしょう。
もちろん大切な人が亡くなった悲しみや喪失感などもあると思いますが、偲ぶ会の内容を充実させることで、その悲しみも少しは和らぐのではないでしょうか。
このように故人の個性を最大限活かすことができるセレモニーを行えることも、49日法要に行う偲ぶ会のメリットと言えます。

葬儀会社の利用

偲ぶ会は自分たちでもできますので、49日法要の日に行うことで得られる時間的な余裕を、存分に活用するといいでしょう。
ただどんなに時間に余裕があると言っても、すべての事柄を自分たちで行うのは大変な面もあります。
そのため遺族の中には、自分たちでは行えない方も出てくるかもしれません。
そんな方は無理をすることなく、葬儀会社などの専門の機関に任せるのも良いかと思います。

一般的なお通夜式やお葬式と違い、自由度が高く特に明確なルールがないということは、それだけすべてのことを自分たちで決めなければいけないことでもあります。
関係者や故人の知人や友人などに故人の訃報の連絡を行い、さらに偲ぶ会の準備までを自分たちで行うとなると、ますます負担が膨らみます。
確かに自分たちですべてのことを行うのは楽しいかもしれませんが、どこかに限界が生じてしまうこともあります。
そのため自分たちだけですべての行事を行うのではなく、ときにはプロの力を借りることも必要です。
葬儀会社の中には偲ぶ会のプランを多数提供しているところもありますので、確認してみてはいかがでしょうか。

プロに依頼をすることで、自分たちではできなかったことが実現するかもしれません。
49日法要に合わせて偲ぶ会を行えば、他の方法よりもメリットを見出すことができます。
ただ他の親族も色々と意見を持っているかと思いますので、まずは全員の気持ちを聞いておくと良いでしょう。
そして否定的な意見をお持ちの方がいたら、49日法要と一緒に偲ぶ会を行うメリットを話して納得してもらいましょう。

偲ぶ会は葬儀などと比べて比較的自由なスタイルのセレモニーですので、故人を偲ぶ茶会などを行うこともできます。
偲ぶ会では代理出席が可能になり、会食での着席と立食、どちらにもそれぞれにメリットがあります。
さらに偲ぶ会は49日法要に行うこともでき、余興も自由にできるのが特徴と言えます。

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