保険料を節約するために必要な5つの知識

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保険料を節約するために必要な5つの知識

保険料は節約できる?

保険という商品については、洋服や車といったものと違って触れたり、所有する事で満足感を得られるというものではなく、何かあった際の安心を買うという商品です。
将来、何かあった時に保険による保証をもっていれば、安心できるという点から所有する物です。
そのような性質の商品なので、今、リアルタイムで必要である!!
すぐに保険に加入しないといけないという状況ではないので、後回しにしてしまい、実際に加入する時には自分でなかなか調べないで保険の担当者に勧められるままに加入してしまう人が多い状況です。
保険については、様々な種類の商品があり、様々な節約方法があります。
今回は節約方法について詳しく御照会していきます。

1.保険料はまとめて払える?

保険料の払い込みについては大まかに下記4点に分かれています。

ずっと同じ商品を20歳~80歳まで保持し続けるとした場合の総額の保険料については、以下の順番になります。
一生分を支払う < 年単位で支払う≒○○歳払い込み < 月々支払う
(※年単位と○○歳払い込みについては保険会社により多少の差あります。)

2.保険料の払い方

自動口座振替

こちらは契約した保険会社に自身の金融機関の口座を連絡して、毎月自動で引き落とされると行く仕組みです。
メリットとしては、口座残高がある場合は、支払い忘れがなくなるという事です。

団体扱い

保障内容や契約行為自体は一般的に、保険会社と契約者が取り行います。
また病気や事故等の問い合わせについても契約者が直接保険会社に行います。
保険料の支払い形態が、会社の給与から天引きされるという形態です。
メリットとしては、僅かですが保険料が割引される場合があります。

送金

保険会社より毎月、振込用紙が送付されてきて、コンビニエンスストアや金融機関で振り込み作業を行うという形態です。
毎月、しっかりと支払いを管理するのは大変な事ですし、うっかりと支払いを忘れてしまったり、病気とかで金融機関に出向くもが大変になったりします。
未払い期間が重なってきますと保険自体も保障が途切れてしまったり、自動解約になってしまったりとデメリットが多い支払い方法です。

集金

自身の保険担当者が毎月、集金に自宅までくるという形態です。
昔はこの形態が主流でしたが現代では少なくったきています。

クレジットカード払い

最近ではクレジットカード払いを選択する人が増えてきています。
メリットとしては、クレジットカードのマイルやポイントが保険料支払い毎に加算される為からです。
但し、クレジットカードを切り替えたり、失効した際には、その旨を保険会社に伝え支払い変更手続きをしないといけません。

3.健康な人は保険料が安くなる?

一般的に保険というのは、リスクに合わせて保障内容や保険料が設定されていますので、健康で若い人ほど、保険料は安くなります。
健康で若い人は、病気になるリスク、亡くなるリスクが高齢者と比較して少ないからです。

保障内容(同一の保険料の場合)

健康 > 持病がある > 現在病気である
20代 > 30代 > 40代 > 50代 > 60代 > 70代 > 80代

保険料(同一の保険料の場合)

健康 < 持病がある < 現在病気である
20代 < 30代 < 40代 < 50代 < 60代 < 70代 < 80代

保険の種類や内容、保険会社により厳密な比較はできませんが、おおよそのイメージは上記のようになります。
同一の保険料の場合、健康で若い世代の方が有利な保障内容や保険料となります。

それなら、若い世代に保険に加入しないと損ではないか?と言うとそれも違います。
若くて健康な世代は、そもそも病気になるリスクが少ないので、保障を受ける機会が少ないのです。
逆に高齢で持病がある人は保険料が高額でも保障を受ける機会が若い人と比較して多くなります。

その為、保険を節約するには、自分に必要な保険を選択するという事が大切になってきます。
例えば、20代前半独身で毎月の保険料○万円の死亡保障のみ○○億円という保障内容は、(個人個人の考え方にもよりますが)オーバースペックな気がします。
それよりも、毎月○千円程度のスポーツや日常生活中の対応するケガの保険を検討する方がより身の丈に合っています。

4.保険見直しのステップ

保険見直しのステップ

洋服と同じように保険も、現在では一生涯同じ保険を持つという事も少なくなってきました。
自分をとりまく環境が変化したり(結婚する、子供ができる、会社を転職する、会社を退職して独立する、離婚する、伴侶と死別する、持病持ちになる、病気になる、等々) 治療方法が変わってくる(先進医療が増えてくる、抗がん剤が減少してくる、免疫療法が増えてくる、細胞レベルの治療が増えてくる、DNAの予防的な治療が増えてくる等々) と自分自身や家族の変化や、治療方法の変化により、その時々にあった保険を取捨選択していくのが保障内容のバランスも考えて結果的に節約に繋がります。

では具体的な見直しのステップについてみていきましょう。

独身者
既婚者

大まかなイメージですが、年齢を重ねるにつれて徐々に保障内容を増やしていくという感じです。
若い時は活発な遊びをする機会も多い為、傷害保険はあった方がいいでしょう。
がん保険については、がんの疾患率が本格的に増えてくるのが60代からなのですが、若くしてがんになった際には、残された家族の事もあるでしょうし、治療について徹底的に行いたいだろうと思います。
様々な治療方法がありますが、保険適用外の治療もありますので、40代からはがん保険をもっておいた方がいいでしょう。
また60代以降は筋力面や骨密度が低下したりと、ケガのリスクが高まってきますので、傷害保険を持ってた方がいいでしょう。
また既婚者については、自身の保険だけではなく万が一の時を考えて生命保険にも加入しておいた方がいいでしょう。

以上のステップが見直しのタイミングです。
また、治療方法が変化したきた際も見直しのタイミングと言えます。

5.その他の保険節約術

保険料控除

年末控除の際に、1年総保険料で控除の対象となるケースがあります。
対象保険については、火災保険、生命保険、医療保険、がん保険となります。
詳細については、契約している保険会社に問い合わせて確認してみましょう。
また、保険料控除の対象迄あと月々○○円で対象となるケースもありますので、その際には保険を増額するのも一つの手となります。
自身の収入との絡みがありまので、その際には保険会社、国税局の相談窓口で電話相談もありますので確認して下さい。

クレジットカードに付帯する保険

クレジットカードに付帯している保険って意外に多いものです。
海外旅行保険や個人賠償責任保険といったものがついているクレジットカードがあります。
海外旅行保険であれば海外旅行に行く際に、2泊3日とかでも○○千円かかりますが、クレジットカードに付帯されていればその費用はかからずに、節約に繋がります。
また個人賠償責任保険については、誤って他人にケガを負わせてしまったり、他人の物を壊してしまったり、店舗で物を壊してしまったり、飼い犬が他人に噛みついて損害賠償が発生した際に有効になるような保険です。
また最近は自転車保険というのもありますが、この賠償責任保険でも適用可能な部分がありますので、新たに自転者保険に加入しないでいいので節約に繋がります。

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