皆さん、こんにちは。Web屋FUJIのサービス管理責任者、加藤洋輝です。今日は、「お別れの会・偲ぶ会への欠席通知:ハガキやメールでの適切な書き方マナーガイド」について、山崎石材監修のもと、分かりやすくご紹介したいと思います。
まず、最初にお別れの会と偲ぶ会の二つの大切な会について、山崎石材監修のもと、分かりやすくご紹介したいと思います。お別れの会と偲ぶ会、これらはどちらも大切な人を思い出し、敬うために行われますが、その趣旨や形式には少し違いがあります。
お別れの会は、故人との最後のお別れを目的として行われる会です。この会では、故人との関わりを持った人々が集まり、共に過ごした時間や思い出を共有し、故人の魂を慰めることに重点を置きます。形式に厳格なルールはありませんが、故人の生前の意志や遺族の希望に基づいて、故人を偲ぶ形で自由に行われることが多いです。宗教的な儀式が伴わない場合もありますし、故人の趣味や人生を反映した内容で行われることもあります。
一方、偲ぶ会は故人を偲び、その生涯を振り返ることを目的としています。故人の功績や人となりを偲び、参加者が故人を思い出し、語り合うことで故人を偲ぶことに重きを置いています。お別れの会と同様に、特に厳格な形式はありませんが、故人の遺志や遺族の希望に沿った形で行われることが多いです。故人の生前の映像を観たり、故人に関わりの深い人々のスピーチがあったりすることもあります。
どちらの会も、故人を偲ぶことを主目的としており、故人との思い出を共有したり、故人への感謝や尊敬の気持ちを表したりする点で共通しています。主な違いはその趣旨にあります。お別れの会は故人との「最後のお別れ」に焦点を当てているのに対し、偲ぶ会は故人の「生涯や功績を振り返る」ことに重点を置いています。また、開催されるタイミングや形式にも差があることがあります。
どちらの会も、故人への敬意と愛情を表現するためのものであり、故人を偲ぶ形式は故人の人生や遺族の希望によって様々です。
お別れの会や偲ぶ会への招待は、故人との思い出を共に振り返り、敬意を表す大切な機会です。皆さんがこの大切な時に、どのようにして参加できない旨を伝えればよいのか、その心遣いとマナーについてわかりやすく解説いたします。
人生の多忙さや予期せぬ事情は、時に私たちの意に反して大切な場への参加を妨げることがあります。案内状を受け取りながらも、都合によりその場に同席できないことは誰にでも起こり得ることです。そんな時、早めにそして適切な方法で欠席の意思を伝えることは、故人への敬意と遺族への配慮を示す行為となります。
このページでは、お別れの会や偲ぶ会に参加できない時、どのようにして心を込めて返信すべきかについて、具体的なメールとはがきの書き方を次にご紹介します。故人との思い出を大切にし、遺族の心に寄り添うための言葉選びに、少しでもお役立ていただければ幸いです。
メールでの案内に対しては、メールで欠席の返信をすることが一般的です。
欠席の返信メールを書く際には、以下の点に注意してください。
以下は、欠席を伝える際に参考にできるメールの例文です。
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、故〇〇様のお別れの会(偲ぶ会)にご招待いただき、誠にありがとうございます。
心より感謝申し上げますとともに、故人様への深い敬愛の念を新たにいたしました。
しかしながら、大変遺憾ながら、〇〇(具体的な理由:例えば「急な出張のため」など)の事情により、心苦しい限りですが、貴重なお席を空けさせていただくこととなりました。このような返事をせざるを得ない状況にあり、心からお詫び申し上げます。
故〇〇様の偉大な人生と、〇〇様との貴重な思い出は、私の心の中でいつまでも生き続けます。どうか故人様のご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様が一日も早く平穏な日々を取り戻されますように願っております。
敬具
(あなたのフルネーム)
(連絡先:電話番号、メールアドレスなど)
このような返信メールは、故人への敬意を示すとともに、遺族に対する心からの同情とサポートを伝えることができます。大切なのは、言葉に真心を込めることです。この例文を参考に、ご自身の言葉で感情を表現してみてください。次に、はがきでの返信マナーについて詳しく説明します。
どのようにして返信はがきを丁寧に書くかについて、詳しく解説したいと思います。
まず、お別れの会や偲ぶ会への返信はがきを書く際には、以下のポイントを心がけましょう。
いずれかに〇印をお付けください。
いずれかに〇印をお付けください。
※打消し線を赤い実線で表示していますが、正確には黒の二重線で表記してください。
スペースが許すなら、以下のような一文を添えることが推奨されます。
この度は貴重なご招待をいただき、誠にありがとうございました。故人との思い出を大切にし、心からご冥福をお祈り申し上げます。残念ながら、〇〇の理由で参加が叶わず、深くお詫び申し上げます。
返信はがきのスペースに限りがある場合、別途手紙を添えることで、より詳細なメッセージや事情を伝えることが可能です。手紙を書くのが難しいと感じる場合は、電話やメールでの連絡も適切な方法として受け入れられます。このようにしてご自身の状況や思いを伝えることで、主催者側に対する配慮が伝わり、双方にとって安心感をもたらすことができます。重要なのは、どの方法を選択するにしても、故人と遺族への敬意を忘れずに、心からのメッセージを伝えることです。
これにより、ただ欠席するだけでなく、故人への敬意と遺族への思いやりを伝えることができます。
お別れの会や偲ぶ会に参加できない場合、手紙を通じて断りの意を伝えることは、故人への敬意と遺族への配慮を示す機会となります。以下は、そうした状況における適切で礼儀正しい断りの手紙の例文です。
「貴重なお招きを賜り、心より感謝申し上げます。 大変心苦しいのですが、〇〇(例:業務の繁忙、健康上の理由など)の事情により、残念ながらお別れの会(偲ぶ会)へのご出席が叶わなくなりました。 このようなお返事となり、誠に申し訳なく思っております。故人様のご冥福を心からお祈りするとともに、ご遺族様におかれましては、心よりお悔やみ申し上げます。」
この例文のように、手紙での断りは、感謝の意を表すところから始め、その後で欠席の理由を簡潔に述べ、最後に遺族への同情と敬意を伝える構成が望ましいです。このような配慮深いアプローチにより、故人との関係を尊重し、遺族への心遣いを示すことができます。
返信はがきに欠席の旨を記入する際、どの筆記用具を使用すれば良いか、という疑問が生じることがあります。はがきへの記入には、ボールペンを含め、どのような筆記用具を使用しても基本的に問題ありません。重要なのは、選んだ筆記用具であっても、心を込めて丁寧に書くことです。これは、主催者や遺族への最大限の敬意を表すためのマナーとなります。
一部の方々は、はがきを書く際に筆や筆ペンを好むことがあります。特に、薄墨を用いることで、書き手の心遣いや品格を表現することが可能です。最近では、薄墨専用の筆ペンも市販されており、これを使って偲ぶ会への返信を書くことも一つの選択肢です。この場合でも、案内状を送る側と同様に、返信する側が普通の筆ペンを使うことに問題はありません。
どの筆記用具を選ぶかにかかわらず、書く際には故人と遺族に対する深い敬意を忘れずに、心を込めてメッセージを記すことが大切です。このような細やかな心遣いが、大切な人を偲ぶ行為の一環として、故人への敬意と遺族への配慮を示すことに繋がります。
もし、偲ぶ会に参加できず、香典を送る場合は、現金書留が無難です。これにより、故人への最後の敬意を表すとともに、遺族への心遣いを示すことができます。
お別れの会や偲ぶ会は、故人を偲び、その人生を讃える重要な場です。参加できない場合でも、これらのガイドラインに従って返信はがきを丁寧に書くことで、故人への敬意と遺族への配慮を示すことができます。
香典を送る際には、いくつかの重要な注意点があります。まず、偲ぶ会の案内状に「香典辞退」との記載がある場合があります。このような表記がある場合は、遺族の意向を尊重して香典の送付は控えましょう。香典辞退の指示がない場合でも、故人や遺族との関係性、文化的背景、地域の慣習などを考慮し、適切な判断を心がけることが大切です。
また、香典を送る際の金額について悩む方も多いかもしれません。一般的には、偲ぶ会での香典の相場は、通常のお葬式やお通夜と同様に1万円から2万円程度とされていますが、これはあくまで目安です。最終的には、ご自身の財政状況や故人との関係性を踏まえ、心からの思いを込めて決めることが重要です。なお、偲ぶ会への参加が叶わない場合でも、別途会費の支払いを求められることはありません。
このような細やかな配慮をもって香典を送ることで、故人への敬意と遺族への心遣いを表すことができます。
お別れの会と偲ぶ会の違いについて、改めて知ることが出来ました。
また返信用ハガキの記入方法や香典の送り方に対しても、注意が必要であることと目安の金額や筆の選び方も、改めて確認ができ助かりました。
あまり頻繁に発生するイベントではありませんが、必要な時には正しい知識で対応できるよう勉強しておこうと思いました。故人とのお別れもそうですが、その遺族の方たちの心にも寄り添える人間でありたいです。冠婚葬祭は細かく決まり事があり覚えるのが大変ですが、日本の古き良き風習でもあると思いますので、しっかり知識を身に着けたいと思います。
「お別れの会」と「偲ぶ会」の違いについて理解できました。故人を偲ぶという共通点がありつつも、会の趣旨が異なるのですね。もし招待された時にはそれぞれの趣旨に則った形での参加をしたいと思います。また、残念ながら参加することが叶わない場合には、マナーを忘れずに早めにその旨を主催者側へ連絡して、故人への敬意と遺族への心遣いを表したいと思います。
私たちの日常は予期せぬ事情で変わることがありますが、大切な人を偲び、その人生を讃える心は変わりません。このガイドが、故人への敬意と遺族への配慮を表現する際のお役に立てば幸いです。お別れの会や偲ぶ会への参加が叶わなくても、心からのメッセージを通じて、故人と繋がり続けることができます。
お別れの会や偲ぶ会は、故人との最後の繋がりを大切にし、その人生を称えるための貴重な機会です。私たちは、皆様が心からの敬意と愛情を込めたメッセージを伝えるお手伝いができればと思います。故人への思いを形にすることが、遺族にとっても大きな慰めとなります。
お別れの会も偲ぶ会も経験したことがないので参考になりました。
現金書留で送る香典も時代の流れによってスマホでサクッと送金しても失礼にならない時が来るかもしれないなと思ったりしました。
お別れ会は、故人の最後のお別れするためのお別れをするための会で、故人との思い出や故人との過ごした時間と魂を慰める会です。
偲ぶ会は、故人の生涯を振り返り、功績や人となりを偲び故人を思い出し語り合って故人を偲ぶ会です。
私は、癌の仲間で、病気の治療の辛さや癌を受け入れて前向きに生きることを、支えあった仲間のお別れ会に行かないで、心の中でお別れをして、故人の分まで生きることを誓うことにしています。また、故人と最後に語り合ったことを、胸に刻むことで一人で偲びます。
同じ病気で亡くなって親しい人の時はお別れ会と偲ぶ会に出席した時は遺族の方と思い出を語り合いました。
病気の仲間のお別れ会と偲ぶ会には、故人の家族が辛くなると思い、癌の仲間はお花を送って決席することにしています。
難しいと思われる方も多いと思いますが個人的には手紙への返信などに使う細かな心配りが日本人らしく素敵だと思います。返信ハガキでのマナーとして「御」や「御芳」を消すことや、ほかにも祝儀袋や不祝儀袋へのお金の入れ方など、こまやかなそれぞれの気持ちを感じます。「お別れの会」と「偲ぶ会」の違いについて考えたことはなかったのですが、重点の置き方に違いがあり、故人のことを思える機会があるのは故人もきっと喜んでくれるのだろうと感じました。歳を重ねるにつれそういった機会はおそらく増えるので、マナーについて学べるのはありがたかったです。
お別れの会や偲ぶ会は、故人との最後の繋がりを大切にし、その人生を称えるための貴重な機会(若干違いがある)。事情があったりしてどうしても行けない場合、(強制参加ではないが)メールやはがきで相手に失礼のないように正しく故人に向けてのメッセージ(感謝や祈りなど)を伝えることが大事だと思った。
まだ書いたこともなければ実物を見たこともないですが、一人の大人として知っておかなければならないので覚えておきたいと思います。
お別れの会(偲ぶ会)はもともと決まったことのない会ですので、出欠の通知は柔軟に対応すべきだと考えます。香典やお花代については、送ることよりも受け取った側がしっかりと管理することが重要です。そのため、香典帖を利用して、受け取った香典やお花代を適切に記録し、管理することが推奨されます。
会社名 | 合同会社第一Web |
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代表者 | 加藤 洋輝 |
所在地 | 〒003-0002 札幌市東札幌2条5丁目3―15 ドルチェ富士1F―B |
主たる業務 |
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資本金 | 350万円 |
上記番号に発信できます。
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まつど
2024/01/30 11:54:14お別れの会・偲ぶ会も「故人を偲ぶ」ことを重視し、その人らしいお別れができる会だということがわかりました。
マナーに関しても、社会人の基本として身に着けていき、テンプレートの返信のみではなく、気持ちを込めることを大事にしていこうと思います。