通夜の参列に必要なものを確認しておきましょう

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通夜の参列に必要なものを確認しておきましょう

お通夜に参列する際には、時間に遅れないように準備をすることが大切です。
通夜の当日になってから慌てることがないように、事前に持ちものなどを確認しておくと良いでしょう。
お通夜の参列で必要となるものや、弔電などについて紹介をしていきます。

通夜の参列に必要なもの

通夜の参列に必要なもの

お通夜に参列するときは、当日に忘れることがないように事前に持ちものを確認しておくことが求められます。

お通夜に参列する際に必要な持ちもの
①香典

お通夜へは、香典を忘れずに用意しておきましょう。
ただお通夜だけではなく、お葬式や告別式にも参列する予定の方は、そのときに持参しても構いません。
香典というのは、お通夜やお葬式などに参列する際には必ず用意しなければいけないものの一つですので、出かける前に必ず確認しておくと良いでしょう。

香典を確認するときは、香典袋の表書きや中袋の金額、さらに住所氏名などがきちんと書かれているかも見ておきましょう。
当然のことですが、必要なお金が入っているかの確認は忘れないで行いましょう。
当日になってから香典袋にお金が入っていなかったということがないように、中身に関してはしつこいくらいの確認が必要です。

②袱紗(ふくさ)

香典というのは、袱紗に包んで持って行くことがマナーと言われています。
香典袋のまま持参して受付に渡す人もいますが、それではマナー違反になります。
香典の準備ができたら必ず袱紗に包み、バッグなどに入れておきましょう。
お通夜に参列する際に使用する袱紗は、不祝儀用のものになります。
不祝儀用というのは、グレーや紫、緑などの色をしたもので、袱紗の形は台付き袱紗や金封袱紗、ポケット袱紗など様々なものがありますが、その中のどれでも構いません。
袱紗についてはコンビニなどでも手に入れられますので、事前に準備することはそう難しい話ではありません。
その際には紫無地のものなど、慶弔の両用で使用できるものを購入しておくと便利です。

③数珠

お通夜では、数珠も忘れずに持参しましょう。
キリスト教式のお葬式では必要ありませんが、それ以外の場合は必須と言えます。
数珠は忘れがちな持ちものの一つとして挙げられていますので、香典とセットにしてバッグなどに入れておくと良いでしょう。
また数珠はお通夜や葬儀中に失くすことが多いものの一つにもなりますので、使わないときはポケットを始めバッグなどに忍ばせておけば忘れないと思います。

④ハンカチ

ハンカチも、お通夜では必要となります。
身だしなみの一つとして大切なグッズでもありますので、当日は忘れないようしましょう。
ハンカチの色が気になる方もいるかもしれませんが、お通夜やお葬式のハンカチは色物はNGとされています。
そのため白や黒など地味なものが最適ですので、事前に用意しておくと良いでしょう。
葬儀会館にはたくさんの弔問客が訪れますが、その場にふさわしいフォーマルなものを一つ用意しておきましょう。

⑤財布

お通夜に参列する際には、財布も忘れないでください。
通夜式では、式に必要な最小限の物しか持ち込まないことがマナーとされています。
その一つが財布ですが、失くすこともありますのでしっかりと管理をしておきましょう。
当日に持って行くバッグの大きさなどに合わせて、財布を選ぶのもいいと思います。

お通夜に参列する際にあると便利な持ちもの
①扇子

センスは蒸し暑いときに便利です。
また夏場でなくても、葬儀会場によってはたくさんの方が集まりますので、その熱気で蒸し暑くなることもあります。
そんなときに手軽に仰げる扇子があると、非常に便利です。

②傘

雨の日は必須になりますが、晴れていても夏場は日傘として使用できます。
女性の場合は、日傘として持参してもいいと思います。

③コート

コートは、冬場は必須と言えるでしょう。
屋外の場合はお葬式の前や出棺前に待機しているときなど、コートがあるととても助かります。
冬場のお通夜やお葬式に参列する際には、準備をしておくと良いでしょう。

通夜と葬儀両方参列する?

通夜と葬儀両方参列する?

お通夜とお葬式の両方に参列すべきか、を悩む人もいるのではないでしょうか。
訃報は突然訪れますので、そのときになってから慌てることがないように、事前に把握しておくことが望ましいと言えます。

通夜と葬儀の違い

お通夜とお葬式の両方に参列すべきかを判断する場合は、それぞれの性質についての理解も必要です。
元々お通夜というのは、遺族や親戚、近親者が集まって故人の魂を弔う儀式です。
昔はそのような意味合いで行われていましたので、故人とは特に親しくない一般の参列者の方々は、お葬式や告別式にだけ参列することが多かったです。
このような本来の趣旨に従うと、遺族や親戚などの近親者はお通夜とお葬式の両方に参列し、それ以外の一般の参列者の方々はお葬式や告別式だけに参列するのが正しいマナーと言えます。
これが正しい回答のように思えますが、そう簡単にいかないのが現在の実情でもあるのです。

現在のお葬式事情は少し変わりつつあり、お通夜とお葬式の明確な区別はなくなってきています。
そのためお通夜にも、たくさんの方が参列しています。
またお通夜は夜の6時から7時くらいに行われることが多いのですが、葬儀や告別式は昼の時間帯に行われるのが一般的ですので、それらの事情を考慮して考えることも大切です。
現在のお葬式では、遺族や親戚、近親者と一般の参列者とを分けることは特にありませんので、どちらに参列しても良いとされています。
さらに時代の流れによって、お通夜とお葬式の違いが曖昧になっている節もありますので、自分の都合に合わせて参列すると良いでしょう。

通夜に参列するのに弔電を送る?(弔電とは)

弔電

弔電というのは、お悔やみの気持ちを伝える電報のことです。
故人の訃報の連絡を受けたときに、仕事の関係で海外などの遠方地にいたり、健康上の理由などでお葬式に参列できなかったりなどの場合に打つことが多いです。
お通夜やお葬式には参列はできないけれど、どうしてもお悔やみの気持ちを伝えたい、というときに弔電を送る人も珍しくはありません。
弔電の種類としては定番である電話の115番を始め、郵便局のレタックスやネットの電報サービスなど様々なものがありますので、その中から選択することになります。

通夜に参列する際の弔電

通夜に参列する際の弔電ですが、これは送っても特に問題はありません。
本来葬儀に参列する際には、あえて弔電を送るようなことはしませんが、例えば会社の弔事の規定があるケースも存在します。
そのような場合には香典と弔電が重なることもありますが、特に問題ないとされています。
参列する際の弔電については「送る必要がない」というだけで、送っても遺族に失礼にあたるようなことではないのです。

ただ葬儀の際の弔電は、その多くが参列されない方ばかりですので、遺族側から見るとその方も参列しないと思われるかもしれません。
ただそれだけですので、仮に参列したとしてもそれはそれで遺族側にしてみたらとてもありがたいことと言えるでしょう。
単に送る必要がないというものですので、弔電を送りたい方は送っても問題はありません。

お通夜に参列する際には、必要なものを事前に確認しておいた方がいいでしょう。
また通夜と葬儀は特に両方に参列する必要はなく、それぞれの都合に合わせて選択すると良いでしょう。
通夜に参列する際の弔電ですが、たとえ送っても遺族に対して失礼にあたることはありませんので、送ってもいいでしょう。

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