通夜振る舞いは地方によって異なる

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通夜振る舞いは地方によって異なる

お通夜の後には葬儀を行うことになりますが、その合間に通夜振る舞いを行う遺族も少なくはないかと思います。
地方によっては、その場でお酒を振る舞うこともあるようですが、その際にはお酒のマナーなども心得ておく必要があるでしょう。
通夜振る舞いでのマナーについて、紹介をしたいと思います。

通夜振る舞いのお酌マナー

通夜振る舞いのお酌マナー
通夜振る舞いの料理

お通夜の後に行う通夜振る舞いの内容は、それぞれの地域や宗教、葬儀の形態などによって異なります。
そのため会葬者をもてなす料理の内容も変わりますが、一般的には次のようになっています。
通夜振る舞いで振る舞う料理には元々は精進料理がほとんどで、基本的にお肉やお魚は避けられていました。
ただ最近ではそのようなこだわりも減ってきていることから、簡素化されてきています。

もちろん遺族によって変わってきますが、お寿司や刺身などを出すところもあります。
仕出しは準備が大変ですので、手軽に食べることができるサンドイッチやオードブルなどを出すところも少なくありません。
また地域によっては死の穢れを清めるということから、日本酒やビールなどのアルコール類を振る舞うところもあるようです。
その場合は、お酌のマナーを心得ておくことが大切です。

通夜夜振る舞いでのお酌のマナー

通夜振る舞いでお酒をもてなす際には、参加した方々に対して、ひと通り行き渡るほどの量のお酌で構いません。
以前のお通夜は一晩中行うこともあり、夜更け過ぎまで酒宴になることがよくありました。
そのためお酌の量が多くなることもありますが、最近は半通夜など簡単に済ますところが増えており、1~2時間程度で終わることが多いです。
また弔問客の中には車で来る方や小さいお子さんを連れてくる人もいますので、ジュースなどの用意も必要です。

お酒は節度が大切

通夜振る舞いの席でお酒が用意されることもあり、その場合は節度を保つことが大切です。
弔問客の中には、お酒に弱い人もいるでしょう。
お酒に強い人であれば飲んでも構いませんが、通夜振る舞いというのはあくまでも故人を偲ぶ場であることを忘れてはいけません。
忘年会や新年会、飲み会などの宴会ではないのです。
そのため節度を守ることが大切になり、飲みすぎて酔っ払ったり、盛り上がって大きな声を出したりするなど、マナー違反になる行為を避けるようにしましょう。

家族葬に通夜振る舞いは必要?

家族葬に通夜振る舞いは必要?
家族葬

葬儀の形態は様々なものが存在し、最近は家族葬を行う遺族が増えています。
家族葬というのは故人との関係が深い人たち、多くは同居家族や親戚などを中心にしたお葬式です。
故人との血の繋がりが強い方、あるいは生前に故人と親しく付き合っていた親戚や知人、友人などを招待して行います。
家族葬は一般的なお葬式と比べて参列する方が少ないのが特徴であることから、弔問客に対する配慮が少なくなります。
そのため遺族側の負担が軽減され、その分家族で故人との最期のお別れをゆっくりとできるというメリットがあります。
家族葬ではお通夜を行うところもあれば、特にしないところもあるようです。

一般的な家族葬でのお通夜

家族葬は一般的なお葬式と比べて、人数的に規模が小さいお葬式です。
ただお葬式自体の内容は、一般的な葬儀とそう大差はありません。
そのため家族葬も一般的なお葬式と同じように、お通夜を行うのが一般的とされています。
お通夜では宗教者である僧侶を招き、その場で読経してもらいます。
そして一通りの儀式が終わった後に通夜振る舞いをすることになりますが、通夜振る舞いはあくまでも儀式ですので行わない遺族もいます。
家族葬で通夜振る舞いを行う際には、一般的なお葬式と内容は同じでお葬式を依頼した葬儀会社が仕切ることもあるようです。
基本的に家族葬も普通のお葬式と内容は何ら変わりませんので、お通夜をしてその後に通夜振る舞いをもてなすこともあるのです。

通夜振る舞いは地方によって異なる?

通夜振る舞いというのは、地方によって内容が異なることもあります。
例えば関東を中心とした東日本で行われる通夜振る舞いは、親族だけでなく参列者にも料理などをもてなすことが多いのです。
そのため事前に参列者の数を予測し、大皿料理などを準備する必要があります。
通夜振る舞いに参加する人たちは、振る舞われた食事に少しでも箸をつけ、飲み物などをいただいてから帰ります。

一方で関西を中心とした西日本では、元々通夜振る舞いという習慣はないところが多いようです。
そのため通夜振る舞いを行う際には、遺族や親戚などの近親者だけで食事の席を設け、参列者はお焼香が終わったらそのまま帰ることになります。
地域によって通夜振る舞いの内容は異なり、特に東日本では参列者の数が多くなることが予想されますので、その分飲食費用などがかさむことになります。
また予想される人数分全てを用意したとしても、場合によっては大量に料理が余ってしまうこともありますので気をつけましょう。

通夜振る舞いの席順

通夜振る舞いを行う際に、参列者の席順に悩む人も多いのではないでしょうか。
通夜振る舞いでの席順については、以下のように葬儀の形態ごとに変わってきます。

家族葬の場合

家族葬というのは参列する方が少ないのが特徴になり、10~20人前後のところがほとんどです。
その場合の席順は、和式の場合は1番の上座に僧侶を招きます。
入口から奥に僧侶が、その隣に喪主、遺族、親戚と続いて座ることになります。
また友人や知人、同僚や近所の方がいる場合は、その向かい側に座ります。
ご近所さんを呼ばず近親者だけのお葬式であれば、僧侶、喪主、遺族については実子や親御さんなど、故人との繋がりが強い方から席を設けます。

一般葬儀の場合

家族葬とは異なり一般葬は参列する人数が増えますが、その場合であっても基本的な並び方は家族葬と同じです。
しかし、一般葬ではお座敷よりも、葬儀会館などに用意されたテーブルに席を設けることも少なくありません。
その場合の席の決め方も、やはり入口から奥に向かって上座を設け、そこに僧侶を招くことになります。
一つのテーブルに5人前後の方が座りますので、同じテーブルの中では、僧侶、喪主、近親者の順番に座ることになります。
その後は親戚や友人など、それぞれの立場によって席を分けていきます。
通夜振る舞いでは僧侶の席は特別ですが、その他の席については実際のところ、そこまで厳重なマナーがないのが実情です。
その時の状況によって判断するといいかと思います。

社葬の場合

社葬の場合は、家族や親類、友人がほとんどの家族葬や一般葬とは異なり、故人との社会的な繋がりがある方々が出席するのが一般的です。
社葬では会社の総務課などで手配することがほとんどですが、その際は喪主や身内の方々の席の配慮も必要です。
社葬の席については一般的に正面に祭壇が置かれ、向かって奥の左側に僧侶席と喪主、遺族の席、その右側に親族が座ります。
宗教や宗派などによっても異なりますが、社葬では僧侶の数が増えることもあるでしょう。
そのような場合は、僧侶だけの席を一つ用意すると良いでしょう。

通夜振る舞いでお酒を振る舞う場合には、お酌のマナーや席順に注意をしておきましょう。
家族葬でも通夜振る舞いを行うことがあり、地方によってその内容が異なることもあるのです。
そのため通夜振る舞いを開催する際には、その内容をきちんと理解しておくことが大切です。

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