葬儀屋の探し方についてのポイント

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家族が亡くなった際に悲しい思いをしながらも、その後のことを考えなければなりません。
まず頭をよぎるのがお葬式ですが、ここで最も頼りになるのが葬儀屋です。
お葬式のプロフェッショナルであれば、混乱しているときに力を貸してもらえます。
ただ葬儀屋は数が多いので、その選択に迷う方もいるでしょう。
そんな人のために、葬儀屋の探し方についてのポイントなどを紹介します。

葬儀屋の探し方

葬儀屋の探し方

葬儀屋の探し方としては、以下の方法があります。

医療機関からの紹介

医療機関では葬儀屋と提携しているところも多く、人が亡くなると提携先の葬儀屋を紹介してくれることがあります。
葬儀屋の数は多いため選択に迷う遺族が多い中、紹介してもらえると助かるでしょう。
医療機関が信頼できるところであれば、紹介してもらえる葬儀屋も安心して選ぶことができるのではないかと思います。
葬儀屋の選択に迷った際には、紹介してもらったところにお任せするのも方法としては良いでしょう。

知人からの紹介

知人から葬儀屋を紹介してもらうこともあるかもしれません。
紹介してくれた知人も実際にお葬式を経験し、サービス内容が良かったから紹介しているということもあるでしょう。
実際に経験した人からの紹介であれば、説得力も高くなります。
また知人であれば、葬儀についての不明点などを気軽に質問できるのが嬉しいところです。
近くに実際に葬儀を経験した知人がいるときは、相談してみるといいかもしれません。

地元紙やタウンページなどの広告

地元紙やタウンページなどの広告は、葬儀屋の見付け方としてはポピュラーな方法です。
中にはおすすめの葬儀屋をランキング形式で紹介しているところもありますので、一度目を通してみてはいかがでしょうか。

インターネット検索

葬儀屋の中には専用のホームページを用意しているところもありますので、ネット検索によってそれらを比較検討することも可能です。
またネット上には比較サイトもありますので、それらを有効活用することで最適な会社が見つかる可能性もあります。
こちらも実際に検索してみた方が分かりやすいと思います。

葬儀屋紹介からの紹介

葬儀屋の中には、自らの子会社や提携会社を持っているところがあります。
そのため距離が遠い場合などは、遺族の家の近くにある子会社や提供会社を紹介してくれることもあるでしょう。

様々な探し方がありますが、基本的にほとんどの方が医療機関で亡くなることから、やはり医療機関から紹介された葬儀屋に依頼するのが早いと思われます。

葬儀屋に相談したいことがあるとき

相談したい

お葬式はある日突然行うこともあり、準備不足で色々と悩むこともあるかもしれません。
そんなときに便利なのが、葬儀屋の事前相談や無料相談といったサービスです。
事前相談や無料相談のサービスを利用した人の中には、「事前に相談して良かった」、「もっと早く相談していれば良かった」、「安心して葬儀を行うことができた」など、喜びの声がたくさんあります。
悩みがある方は是非利用してみましょう。

事前相談によって、葬儀に関する様々な疑問などを解消できます。
人生の中で、実際に葬儀を行う経験はそう多くはありませんので、いざその場面になると慌てる人も出てきます。
初めて葬儀を行う人の中には、お葬式をどこに依頼すればいいのか分からない、何から準備すれば良いのかまったく検討がつかない、という人も少なくありません。
そうした方々が葬儀屋のサービスを利用することで、疑問だったことを解決できるのです。
何もかも初めてのことで不安ばかりが先行することが多いですが、葬儀屋のスタッフの説明を聞いているうちに不安も解消されることがあります。
不安なことは、思い切って葬儀屋に相談してみるといいでしょう。

葬儀屋との打ち合わせ時間はどれくらい?

お葬式を行うときは事前に葬儀屋と打ち合わせをすることになりますが、そのときの時間はケースによって異なります。
家族葬など小規模なお葬式であれば、打ち合わせ時間もそうかからないかもしれませんが、規模が大きくなると式場や葬儀の内容などを決めるのに時間がかかる可能性があります。
場合によっては打ち合わせの回数が増え、その時間も数時間と長くなることもあるかもしれません。
その点も考慮して準備することが望ましいと言えます。

事前の打ち合わせで決める内容

葬儀の打ち合わせは、短時間のうちに以下のような事柄を決めなければなりません。

① 葬儀の場所や日程、形式など

葬儀屋との打ち合わせでは葬儀の日程や場所、形式などを決めます。
このような最低限の事柄を決めておかないと、前に進むことができません。
例えば形式については家族葬と一般葬のどちらにするかで、選ぶべき葬儀場の広さも変わってきます。
日程については通夜をその日にするか翌日に行うのかによって、葬儀やかかる費用なども変わります。
無宗派の葬儀であれば特に寺院の手配は必要ありませんが、寺院で行うのであれば日程を決める際に都合も把握する必要があります。
日程と場所、形式は同時進行で決めていかなければいけません。

葬儀の形式
葬儀の打ち合わせでは、まずは希望する形式を決めましょう。
葬儀の形態も様々ですので、遺族にとって都合の良い形式を選択します。
家族葬にするのか一般葬するのか、1日葬なのか無宗教葬なのか、もしくは直葬するのか様々な形式があります。
どのような形式でも構いませんので、選択に迷った際は担当スタッフに尋ねてみるといいでしょう。
まずは家族が希望とする葬儀のスタイルを決めることが大切になり、その後に他のことを一つずつ決めていくのが望ましいと言えます。
② 喪主や手配すべき点など

葬儀の場所や日程、形式などが決まったら次は喪主や手配すべきことを決めます。
喪主は旧民法では、仏壇やお墓といった祭祀財産は長男が相続財産と一緒に受け継ぐという規定がありましたが、現行民法ではそのような規定はなくなりました。
そのため長男に関係なく、故人から最も近い人を喪主にすることもあります。
喪主を決める際は葬儀後の供養やお墓の管理、寺院との窓口などについても考慮しておく必要があるでしょう。
喪主は様々な手続きを行う必要がありますので、その点についてもしっかりと決めておきましょう。
例えば死亡届の提出や遺影写真、葬儀屋の清算などがあります。

③ 葬儀プランや予算の決定

打ち合わせでは、葬儀プランや予算も決定します。
お葬式の費用は、以下のように大きく3つに大別できます。

葬儀にかかる基本費用
これはお葬式のための必要となる基本的な費用であり、祭壇、ドライアイス、棺、火葬料金などがあります。
接待費
料理や返礼品など会葬者に対するおもてなし費用で、こちらは数量が変わることもあります。
謝礼費
こちらは宗教者に対する謝礼や心づけなどです。

以上のように葬儀屋との打ち合わせでは、3つの事柄を決める必要があります。

お葬式のときにスムーズに式を執行するために依頼をするのが葬儀屋ですが、その数が多いので選択に迷うかもしれません。
葬儀屋には探し方のポイントがありますので、まずはその内容を把握しておくと良いでしょう。
また相談したい方は、事前の相談サービスが便利です。
打ち合わせにかかる時間はケースによって変わりますので、気になる方は事前相談で尋ねておきましょう。
もちろん故人や遺族の意思で決定することが一番ですので、じっくり検討しましょう。

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