葬儀屋や火葬場についてを紹介

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葬儀屋や火葬場はお葬式のときにお世話になりますが、このような業種は特に忙しいとき、いわゆる繁忙期と呼ばれる時期はあるのでしょうか? またお世話になる際に葬儀屋がしてくれるサービスの内容とはどのようなものなのでしょう。
この葬儀屋や火葬場についてを紹介します。

葬儀屋、火葬場の繁忙期はいつですか?

繁忙期?

お葬式のときにお世話になるのが葬儀屋と火葬場ですが、傍目から見ると1年中忙しいような気がします。
しかし両者とも1年のうちで最も忙しい時期、いわゆる繁忙期と呼ばれる時期は存在するようです。
葬儀業界の繁忙期は12月、1月、2月の冬場になります。
このような寒い時期は、一般的にお亡くなりになる人が増えてしまうのです。
特に年末年始は葬儀で混雑しますので、他市他県から訪れる人も大勢いるようです。
遺族の中には年内に葬儀を終えたいという方も多いので、それも混雑する理由に挙げられています。

他にも、いわゆる大安吉日と呼ばれている日も関係があり、その日は葬儀を行わないという地域もあります。
そのようなこともあり、その翌日に混雑することもあるのです。
ただ通夜、葬儀、告別式が終わった後に火葬する地域であれば、大安吉日にお通夜をするケースもありますので、実際には大安吉日も意外と忙しいところが多いようです。
一般的にではありますが、葬儀屋や火葬場は寒い時期になると忙しくなる傾向がありますので、その辺りの事情も頭に入れておくと良いでしょう。

火葬場の種類

葬儀が終わった後は火葬を行いますが、その際にお世話になるのが火葬場です。
火葬場は以下のように様々な種類があります。

葬儀屋がしてくれること。遺体の搬送は?

葬儀屋がしてくれること?

葬儀屋の仕事内容は、生前、臨終後、葬儀後でそれぞれ変わってきます。

生前に行う仕事

最近は終活をする人が増えていますが、この終活にも葬儀屋が大きく関係しています。
終活では自分のお葬式についての計画なども行われますので、そのときに葬儀屋に相談することもあります。
事実、葬儀自体は生前に予約できますので、終活で自分のお葬式を予約する人もいるようです。
これは自分が亡くなった後に残された遺族に迷惑をかけたくない、と考えている方が年々増加しているのが影響しています。

生前に自分のお葬式のことを考える終活を行うことで、次のようなメリットを得ることができます。

以上のように生前に終活することで、様々なメリットを得ることができます。

臨終後に行う仕事

葬儀屋の仕事で様々な対応が必要となるのが、臨終後だと言われています。
人が亡くなると葬儀屋はその遺体を管理し、お葬式の最初から最後までの手続きを取り仕切ることになります。

臨終前の危篤状態のとき

危篤というのは今にも亡くなりそうな状態のことを指しますが、この時期は稀に意識を戻すこともあります。
ただし危篤状態というのは、意識を取り戻す見込みがない状況を言うのが一般的です。
人は危篤状態にあると数時間で亡くなってしまう人もいれば、1週間や10日以上などある程度の期間が経過してから亡くなる人もいます。
生命力は人によって様々であり、その辺りの事情は担当医師も正確なことは把握できないようです。
葬儀屋のスタッフはこの危篤状態のときに同席し、医師から危篤と宣言された場合は同居家族や三親等以内の親族、親しい友人や知人の順に連絡することもあります。
医療機関で臨終の宣告を受けたら、安置室からできるだけ早く遺体を自宅や安置所に搬送する必要があります。
そのため葬儀屋の役目はとても大切です。

臨終後に葬儀屋に連絡すると、葬儀屋の担当スタッフが遺体を搬送するためにその医療機関まで来てくれます。
ただ医師から臨終の宣告を受けた後に、医療機関から葬儀会社を紹介してもらうときは注意が必要です。
お世話になった医療機関で臨終を迎えた際はそこで葬儀屋を紹介してくれることもありますが、そこを必ずしも利用する必要はありません。
「信頼できると葬儀屋が他にある」、「既に他の葬儀屋に依頼している」など、他に葬儀屋がある場合は医療機関からの紹介を断っても構いません。
臨終後に医療機関から紹介される葬儀屋は、葬儀費用の中に紹介手数料などが含まれていることもありますので、一般的な費用よりも総額が高くなることがあるのです。
お世話になった医療機関ですので断りにくいという人もいるかもしれませんが、断っても特に失礼にはあたりませんので、希望する葬儀屋があるときはそちらへ早急に問い合わせるようにしましょう。

お葬式の打ち合わせ

依頼する葬儀屋が決まったら、自宅や指定の安置所まで遺体を搬送して安置してもらいます。
自宅で安置する際は、枕机を飾ってお線香をあげます。
これらの行為はすべて葬儀屋で対応してくれますので、一任しておきましょう。
そして遺体の安置が終わったら、依頼者とお葬式についての具体的な打ち合わせを行います。
打ち合わせでは「喪主や葬儀規模、種類の決定」、「僧侶などの宗教者への連絡」、「葬儀日程の決定」、「霊柩車の手配」、「お通夜や告別式、火葬の手配」など様々ことを相談して決めていきます。

お通夜当日

お通夜やの当日は、式場の準備、遺体の会場への搬送、通夜式の司会進行、告別式の段取りなどを行います。

葬儀や告別式

葬儀や告別式では、会場の準備、司会進行、進行の確認、参列者への説明・誘導など様々な仕事を複数のスタッフで行います。
告別式が終了し、出棺した後は会場の片づけも行います。

火葬からお見送り

火葬は火葬場で行います。
ここでは火夫の案内に従って火葬炉に収まるまでお見送り、そして火葬時間の間は待合室で待機します。
火葬が終わったら収骨を行います。

葬儀後に行う仕事

葬儀が終わった後は、以下の仕事を行います。
墓地や供養、四十九日、百日、一周忌、お盆やお彼岸などの法要、遺族年金や生命保険などの請求手続き、各種の名義変更手続きなどです。
相続や遺品整理の代行など、お葬式が終わった後も様々な手続きを手伝う葬儀屋もあります。
これらの事柄は遺族でもできますが、書類の手続きは複雑で面倒なことが多いです。
またお葬式でバタバタしていますので、様々な事務手続きまで手が回らないこともあるでしょう。
そんなときは葬儀屋に依頼するのもいいかもしれません。
葬儀後にサービスが付加される場合には、それも一緒に確認しておくと良いでしょう。

葬儀屋や火葬場には繁忙期と呼ばれる時期が存在し、それは1年の中で最も寒い、12月、1月、2月になります。
この時期は、毎年亡くなる方が多いと言われています。
季節の変わり目は、お歳を召した方にとってあまり良い時期とは言えないようです。
また葬儀屋は単に葬儀以外にも様々な仕事があり、遺体の搬送から相続や遺品整理など、葬儀後のサービスを行っているところもあります。

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