葬儀会社のサービス

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葬儀会社のサービス

葬儀会社に依頼してお葬式を行う場合、事前に打ち合わせをしますが、その席では様々なことを協議します。
それぞれの葬儀社によってその内容や提供サービスが異なりますので、条件に合ったサービスを選ぶ必要があります。
葬儀会社のサービスなどを紹介します。

葬儀の打ち合わせ内容

葬儀の打ち合わせ内容

お葬式を行う際、事前に葬儀屋のスタッフと打ち合わせを行いますが、その際は以下の点について確認します。

打ち合わせをする際に準備するもの

葬儀屋のスタッフと打ち合わせを行う際は、以下のものを用意しておきましょう。

通夜やお葬式での遺影に使用する写真は、特にかしこまったものである必要はありません。
故人の顔がしっかり写っていれば問題ありませんので、人柄がよく出ているものを選ぶと良いでしょう。
写真のサイズですが、身分証明書程度の大きさでピントが合っていれば、葬儀社で大きく引き伸ばしてもらえます。
その際は背景を変えたり消したり、また衣服を変えるなど希望すれば変えることも可能です。
他にも故人が加入したもの、葬儀支援サービスのパンフレットなどがあれば、打ち合わせがより円滑になります。

宗教や宗派の確認

葬儀屋との打ち合わせでは、故人の宗教や宗派の確認を行います。
菩提寺など宗教者の連絡先や宗派が分からない場合は、親戚の方に聞いて確認します。
近くに菩提寺がない場合はどこに納骨するのか、葬儀の法要をどこに依頼するのかの確認も行います。
たとえ霊園に納骨する場合であっても、近くに菩提寺が存在することもありますので、打ち合わせではその点についてもしっかりと確認する必要があります。
宗教や宗派がよく分からない場合は、葬儀屋でも宗教家の手配をしてくれますので相談しておくと良いでしょう。

日頃からお付き合いのある菩提寺があれば、家族が亡くなったときにすぐに連絡しても問題ありません。
その際は宗教者の都合を聞いておくと、その後の日程を計画しやすくなります。
日程を確定するには、以下の事柄の確認も必要です。

菩提寺が遠方にある場合でも出張できますので、早めに連絡して相談を行うようにしましょう。

仏名(戒名)について

仏名については通夜が始まるまでに、納骨や埋葬する菩提寺の僧侶から付けてもらいます。
菩提寺に相談することなく仏名を付ける人もいますが、そうなるといざ納骨や埋葬する際に菩提寺から受け入れを拒否される場合がありますので注意しておきましょう。
また近くに親交のある菩提寺がなく、宗派にも特にこだわらないのであれば、希望するお寺が葬儀後の納骨や埋葬、法要などをしてくれるかの確認も必要です。
仏名というのは、元々は故人の信仰心の深さなどによって与えられるものですが、最近は信仰心ではなくお布施の金額によって決められることが増えています。

参列者の数(お葬式の規模)

参列者の数によって、利用する式場も変わってきます。
これは一般葬や家族葬などでも変わってきますので、打ち合わせの際にしっかりと確認しておきましょう。
ちなみに家族葬というのは会葬者を呼ばないで、家族を含めた親族など身内だけで行う葬儀のことです。
家族葬は会葬者に情報が伝わらないようにする必要がありますので、事前に搬送先を決めておくと良いでしょう。
自宅で行うと、近所に知られてしまうことがあるからです。

祭壇の種類

祭壇は大きく、白木祭壇と花祭壇に分類できます。
最近は花祭壇が多くなっています。
こちらは生のお花で作っていることもあり、故人とのお別れの際にそのお花を棺に入れることもできます。

お棺の種類

お棺の種類も色々とあり、白木のお棺や布張りのお棺など種類や大きさが違うお棺があります。
どれにするのか、事前の打ち合わせの際に決めることになります。

葬式の見積依頼は無料?

見積依頼は無料?

葬儀屋にお葬式の申し込みをすると見積書をもらえますが、この見積はほとんどが無料でしてもらえます。
葬儀屋への見積依頼としては、以下の方法があります。

葬儀屋に直接連絡する方法

こちらは最も簡単に見積書を入手する方法であり、葬儀社に電話やメールなどで直接依頼することになります。
電話やメールだけの問い合わせでも、お店で対面での相談でも構いません。
いずれの方法にしても依頼者の希望を直接伝えることができますので、希望通りのお葬式が実現する可能性が高いと言えます。
またスタッフと直接やり取りしますので、スタッフの人柄や会社の雰囲気を掴むこともできます。

インターネットでの見積

葬儀費用の見積は、インターネットを利用しても可能です。
最近は葬儀会社もホームページを用意しているところが増えており、その中にはシミュレーションができるところもあります。
またネットには一括見積サイトもあり、無料で複数の業者から見積書がもらえます。
ネットであれば24時間稼働していますので、日頃忙しい人でも問題なく利用できるのが嬉しいところです。
1社毎に見積書をもらうのが面倒の方には、最適な方法だと言えるでしょう。

葬式のコース例

葬儀屋が提供しているサービスには様々なコースがありますので、その中からいくつかを紹介します。

ワンデー葬儀

ワンデー葬儀は、告別式と火葬を1日で執り行うものです。
こちらの葬儀であれば葬儀の簡素化はもちろん、より密度の濃い葬儀が可能です。
ワンデー葬儀コースに含まれるサービスとしては、以下のものが挙げられます。
祭壇、白木位牌、ドライアイス、棺一式、骨壷、後飾りセット、霊柩車、お清め所、焼香具一式、役所手続き、遺影、道案内用看板、御霊灯・幕一式、受付用具一式、式場用大看板、会葬礼状などです。
これ以外にも追加できますので、希望する際は相談してみましょう。
上記コースに含まれないものは、以下の通りです。
返礼品、料理・飲物、お布施・お礼、火葬料、供花物(喪主)などです。

家族葬

こちらは家族中心のお葬式であり、故人を思い偲びながら会食ができます。
最近人気が高くなっている形態のお葬式でもあります。
家族葬のコースに含まれるものは、以下のものです。
祭壇、白木位牌、ドライアイス、棺一式、骨壷、後飾りセット、霊柩車、お清め所、焼香具一式、役所手続き、遺影、道案内用看板、御霊灯・幕一式、受付用具一式、式場用大看板、会葬礼状などです。
それ以外の追加も可能です。
上記コースに含まれないものは以下のものです。
返礼品、料理・飲物、お布施・お礼、火葬料、供花物(喪主)です。

一般葬

こちらは参列者を招いて故人を見送るといった、一般的なお葬式です。
それぞれの予算に合わせたコースの中から選ぶことができます。
一般葬のコースに含まれるものは、以下のものです。
祭壇、白木位牌、ドライアイス、棺一式、骨壷、後飾りセット、霊柩車、お清め所、焼香具一式、役所手続き、遺影、道案内用看板、御霊灯・幕一式、受付用具一式、式場用大看板、会葬礼状などです。
上記コースに含まれないものは、返礼品、料理・飲物、お布施・お礼、火葬料、供花物(喪主)です。

葬儀屋にお葬式の依頼をする際は事前に葬儀の打ち合わせを行いますが、打ち合わせで確認する内容は大体どこも似ています。
また葬儀屋では会社によって様々な葬式のコースを用意しており、葬式の見積依頼は無料でもらえます。
葬式のコースの選択に迷ったときは、事前相談といったサービスを活用してみると良いでしょう。

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